夫婦の時間

妊娠・出産前は夫婦時間も作りやすいのですが、子育てが始まると子供の世話に時間を取られ、夫婦の会話はほとんどなくなっているという話も少なくありません。

 
子育ては母親だけがやるわけではなく、夫婦で行うものですが、まだまだ日本では母親が中心に子育てを行っているのも事実です。

 
お子様のお世話「オムツ取って」「ミルク作って」など以外の会話はしましたか?

某企業の調査によると夫婦の1日の会話時間は、

  • 結婚前 38分
  • 結婚後 29分
  • 出産後  2分

というデータもあります。

慣れない子育てに奮闘する中で、自然と夫婦での会話の時間がなくなるのは無理もありません。

 
夫婦での会話もほとんどない中で、ご夫婦は本当に上手くいっているのでしょうか。

子供が生まれると同時に、子供中心の生活となります。

 
母親は家事・育児に追われ、子供の寝かしつけと同時に就寝してしまい、父親は子供が寝てからの帰宅なんていう家庭も多いと思います。

このようなすれ違いの毎日が日常化すると、夫婦で話をする機会は当然ですが、夫婦生活もなくなり、ギクシャクした夫婦関係に陥ることも少なくありません。

 
某企業の調査によりますと、「離婚を考えている夫婦の会話の時間」と「円満関係の夫婦の会話時間」を比較すると約5倍もの時間の長さに違いがありました。夫婦関係を良い意味で維持するためにも夫婦での会話は重要であると言えるでしょう。

 
そこで、皆さんにお伝えしたいのは「夫婦での会話の時間を確保して欲しい」ということです。もちろん、毎日1時間確保して欲しいという無理を申し上げるつもりはありません。

 
例えば、三か月に一度とかお子様を親御さんや保育園に預けて夫婦でデートを楽しんでみたり、家事代行を依頼して夫婦の時間を確保してみるなど、いろいろ試していただきたいのです。

 
簡単なことであれば、「おはよう」「おやすみ」「いってらっしゃい」「ありがとう」「ごめんね」などの挨拶の言葉をちゃんと伝えることから始めてみてはいかがでしょう。

 
子供は親の姿を無言で見ています。

ギクシャクしていれば子供は「パパとママは仲が悪くて悲しい」と感じますし、仲良しであれば子供は「パパとママが仲良くて嬉しい」と感じます。

あなたはどちらを希望しますか?

 
忙しさにかまけてお互いに無関心になることは絶対に避けたいものです。

一人で育児をしなければならない理由はありませんから、たまには親御さん・育児施設・家事代行サービスなどを上手に利用して、夫婦の時間を確保できるよう努めていただければと切に願います。

 

制作著作:日本はぐケア協会