体験談

子供が生まれるまでは、妻も働いていましたし、夫婦で割と自由気ままに生活していました。

妻が妊娠し、悪阻で苦しんでいても、どこか他人事であった記憶があります。

しかし、いざ子供が生まれた際、今までの趣味を放置して、生まれたての我が子と妻に会うために妻が入院している病院に毎日通いました。
 

妻と子供が退院し、しばらく妻は我が子とともに妻の実家に戻っていましたが、妻の実家までは車で30分ほどの距離でしたので、週末は毎週妻の実家に通い、初めての子育てに奮闘している妻と生まれたての我が子に会いに通っていました。
 

生まれたての我が子に接してみて、初めて思った感情があります。

「この子は、一人では起きられないし、一人で水分を摂ることもできないし、一人で食事を摂ることもできない。この子ができることは泣くことと、寝ることだけ。」
 

その時、「俺がしっかりしなきゃ」という親の自覚が芽生えたことをはっきりと覚えています。
 

「赤ちゃんは一人では生きていけない」と思うと同時に、「俺もまだまだ一人では生きていけないのでは?」と思わされたことも覚えています。
 

親は我が子に対して、食べること、飲むこと、ハイハイすること、歩くことなどを教えたりサポートします。しかし、親である私も、人生の先輩たちから様々なことを教えてもらったり、サポートしてもらったりして生きています。
 

すなわち、親も子供と同じように様々な方にサポートしていただいているからこそ生きていけますし、我が子を育てることができると思います。誰かが生活に必要なものを作ったり、販売してくれていますし、生活に必要なものを購入するための資金(給与など)を会社から支給してもらっています。
 

すなわち、親と言えども「一人では生きられないこと」を、我が子の誕生がきっかけで教えてもらったのです。
 

以前、私の両親がありきたりですが「我が子は目に入れても痛くない」と言っていましたが、本当にその通りだと思います。
 

配偶者、親、友達、先輩、後輩、上司、部下など私自身を助けてくれる様々な方に感謝しつつ、我が子の成長を夫婦で協力し、見守っていけたらと思っています。

また、人間は決して一人ではないので、助けが必要な場合は遠慮なく声をあげ、助けを求めると誰かが助けてくれると思います。
 

私の経験ではありますが、この経験をお伝えすることで少しでも育児に興味を持ったり、子供を産んでみようと思う方が増えることを願っております。

「子供は宝」です。

子供が安心して暮らせる社会に大人が頑張っていけたらと切に願います。

制作著作:日本はぐケア協会
執  筆:大川 直哉
株式会社エクレアラボ 取締役
営業支援システム(SFA)事業
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