働く女性が社会の脚光を浴び、社会の第一線で働く女性が増え始めました。
出産育児休暇を取るのは当然の権利だと思いますが、家事育児と仕事の両立のためには、家事育児を手伝ってくれる存在も必要でしょう。

今回は、家事育児と仕事の両立を果たそうと奮闘した女性の体験談を以下にご紹介したいと思います。
育児と仕事の両立

1.復職して大変だったこと

1人目の出産を経て、育児休暇を取得していた私は子供が1歳になった時に復職しました。

運よく子供を保育園に入れられましたが、子どもは急に発熱したり体調を崩したりすると先輩ママから聞いていましたので、急な休みにも対応可能な部署への変更を勤務先に申請しました。

勤務先の人事担当者からは嫌味を言われましたが、すんなり担当部署を変えて頂けました。新しい担当部署の方々からは当初は歓迎されましたが、働く時間も短縮でしたので、次第に部署内でも浮いていきました。

いちばん大変だったのは、家事育児をこなすことでした。
仕事で疲れていても大急ぎでお迎えに行き、家につけば息つく間もなく夕食づくりです。
保育園が終わる時間に旦那の仕事が終わっているはずもなく、一人で全てをこなすことは至難の業でした。

2.家事育児も全部一人

保育園に行けば、砂場遊びなどで洗濯物が非常に増えます。帰りの時間や、天候を考えて洗濯をするのですが、洗濯物も干したり、乾いた洗濯物をたたむのも夜の作業として行いますので、非常に疲れました。

ご飯の準備や後片付け、保育園の持ち物準備や連絡帳の記入なども子どもを寝かしつけたあとに行わざるをえませんでした。そのため、毎日が寝不足で目がまわるような状態でした。子どもを寝かしつけ、家事が終わったころにはなぜか自然と涙が出てくることがありました。

3.離職の道を選びました

双方の両親に頼ることができたり、旦那さんの帰りが早くて家事が分担できる、職場の理解が寛容であるなど、精神的に無理なく働くことができるなら、共働きも大賛成です。

女性が働くことにより子どもへ見えない影響が私は怖かったのも事実です。
子どもは父親より母親を頼ると私は思います。何かあればまず「パパ」ではなく「ママ」を呼びます。それほど子どもにとって母親の存在はかけがいのない存在だと思うのです。

母親が精神的に不安定だったり、イライラしていたりすると子どもに見えない影響を及ぼす可能性を否定できないために私は仕事よりも「子どもの健やかな成長」を選択し、子どもが3歳になる時(私は35歳のとき)に退職することにしました。
事実、仕事の疲れでイライラしているのが子供に伝わってしまったのか、子どもは落ち着きがなくなり、頻繁に癇癪を起すようになっていました。

私は2人目も考えていましたし、1人目と限りある時間を大切にするために仕事を一時的に諦めましたが、子どもが小学校に通い始めたら、時間の許す限り社会に復帰しようと考えています。

4.まとめ

私は最終的に「自分の夢」よりも、「子ども」を優先しました。
子どもとの時間はほんの僅かです。小学校に入ると子どもは親よりも友達との時間を優先し始めます。僅か6年の時間を自分に使うよりも、子どもにとって頼れて安心感のある存在になりたいと私は考えました。

賛否両論あると思いますが、ここ最近、「女性のための社会を」「共働きにもっと理解を」と主張されるママ友もいますが、私は「子どものためにもっと時間をかけよう」と考えました。子どもとの時間を母親としてもっと大切にし、子どもが自分の手を離れ始めたら自分の夢を再度追いかけてもいいのではと思います。

考え方はそれぞれ自由だと思います。
男性側の意見も、女性側の意見も自由です。
私は「子ども最優先」と考えただけです。
大切なのは、自分の意見を相手に押し付けるのではなく、
◇学生時代を無駄に遊ぶのではなく、将来設計をきちんと行う
◇自分の考えや人生設計を理解して応援してくれる人を探す
ことではないでしょうか。

体験談:東京都江東区在住 38歳主婦

著作:日本はぐケア協会