厚生労働省が発表した「平成28年 人口動態統計の年間推移」によると、平成28年の出生数は98万1000人と、ついに100万人を下回る見込みとなりました。
様々な少子化対策が叫ばれてはいますが、なにはともあれ、妊娠しなければ話は始まりません。

ところで、妊娠とは精子と卵子が出逢って受精するところから始まりますが、生理学的にどのタイミングが一番妊娠しやすいか、ご存じでしょうか。

女性であれば記録したことがある方が多いであろう「基礎体温」。
これをもとに排卵日が推定できるのですが、その排卵日前後で生理学的に一番妊娠しやすい日は、次のうちのどれでしょうか。

  1. ジャスト排卵日
  2. 排卵日の前日
  3. 排卵日の翌日

答えは(2)排卵日の前日。

卵巣から排卵された卵子と、膣内に射精された精子が出逢ってはじめて妊娠が成立することは先に述べたとおりですが、それまでにはいくつかの関門が存在します。
そのうちの一つが子宮頚部で分泌される「頚管粘液」。いわゆる『バリア』。

詳細な説明は省きますが、このバリアは、排卵前に分泌される「エストロゲン」というホルモンによって開かれ、排卵後に分泌される「プロゲステロン」というホルモンによって閉じられます。
この「エストロゲン」分泌のピークが排卵直前であるため、このときバリアは最大限に解放され、精子が最も通過しやすくなるので妊娠率があがることになるのです!

子どもがほしくて排卵日に「××」しているのになかなか妊娠できない方は、1-2日早くベッドインしてみるものありかもしれません。