GW最終日の5月7日、大坂のあるイベントでセミナーを行いました。今回のタイトルは『しあわせメソッド』。
結婚、妊娠、出産など、家族にまつわるイベントは少なくありません。そんな中、自分自身にとっての本当の幸せとは何かを考えるためのきっかけをお話ししました。

「幸せになりたい」と思う人はたくさんいます。ですが、いったいどうやったら「幸せになれる」のでしょうか?

答えや方法は一つではありません。また、幸せになるためのノウハウみたいなものもありません。ですが、一つだけ確実に言えることがあります。それは、「自分にとっての『幸せ』が明確でないと、決してたどり着けない」ということです。

私たちは「人生」という長い道を旅しています。そのゴールの一つが「幸せになること」だとしたら、「自分にとっての『幸せ』」が何なのか分かっていないと、どこに向かって進めばいいのかすら、分からなくなります。

それはたとえば、東京に行きたいと思っても、東京がどこにあるか分からなければたどり着けないのと同じです。

自分にとっての「幸せ」を明確にすることと同じくらい大切なのが、「誰と幸せになるか」です。一人で自分の思う道を進むも良いですし、パートナーを見つけて家族をつくるのも良いでしょう。

ただ、一つだけ意識して頂きたいのは、私たちは生まれたときは一人だった、ということです。もちろん、両親が存在して、自立できるまで育ててもらいました。でも、多かれ少なかれ、その後は一人で生活をし、一人で生きるとはどういうことかは知っています。

逆に、結婚する、子どもを産む、といったことは、実際にそれをやってみるまで、どのようなものか分かりません。体験済みのことと未体験のことを比較しながら選んでいくのが、「誰と幸せになるか」という選択です。

私は、結婚をして子どもを育てるという選択をしました。ですが、実際に結婚をして子どもが生まれるまで、その本当の素晴らしさには気付いていませんでした。

私が人生で後悔していることが一つあります。それは、「こんなに楽しいなら、もっと早く子どもをつくっておけばよかった」ということです。

時間は有限です。二人の人間がいれば、いずれ、別れのときがやってきます。子どもと過ごす時間は楽しいですが、その時間には限りがあります。それをすこしでも永くしようと思ったら、スタートを早くするしかありません。

1年早く子どもをつくれば、1年長く一緒にいられます。

これは、むしろ子どもは要らないんじゃないかとさえ思っていた私が、実際に子どもと過ごしてみて切に感じたことです。

自分にとっての幸せは何なのか、自分はどこに向かえば良いのかを明確にして、誰とその道を歩みたいのかを考える。これが「幸せになる」ための第一歩だと思います。
セミナー風景    セミナー風景

文責:日本はぐケア協会理事長 平林大輔