はじめまして。房中養生アドバイザーの鰻沢です。
房中養生とは「適切な性生活を営むことで元気になる」という東洋医学的健康法のこと。
パートナーとのセクシャルコミュニケーションを充実させ、性に関する悩みを解消することで、心と身体の健康を維持するお手伝いをしています。

こちらのコラムでは「夫婦の温度を1℃上げる」ことを目指して、実践的な情報をお伝えしていこうと思います。

 

今回は“パートナーとのコミュニケーションを円滑にするコツ”をご案内。

特に、つきあいたてのカップルやこれから結婚をしようという方は、このコツを心の片隅に置いておいてもらえると、いつしかお役に立つことがあるでしょう。

交際がスタートした頃のふたりには、どんなことも新鮮に映り、相手を知ることに喜びを感じながら仲を深めていきます。
たとえお互いに意見の違いがあっても、それをまるごと受け入れて、心と身体の距離を縮めます。
「あなたのそんなところが素敵」「きみのこんなところが可愛いと思う」など、繰り出されるのはポジティブなコミュニケーションばかりです。

しかし時が経って、相手の存在があたりまえになり馴れが出てくる頃、なぜか口にしてしまうのが「なんであなたは○○なの?」という、思い通りにならない苛立ちを含んだこの台詞。

そう、この相手を主語にした「あなたはなんで~」や「きみはどうして~」が、ふたりのコミュニケーションを悪化させてしまう魔のセリフなのです。
こんなふうに言われてしまうと、どうしても人はムッとして反発したくなってしまいます。たとえ自分に非があることだったとしても。

そこで提案したいのが「Iメッセージ法」です。主語を「私は~」にする話法で、「私はあなたが○○だと悲しくなる」「僕はきみの○○が不安です」というふうに、湧いてきたネガティヴな感情を、自分の気持ちとして伝えるようにします。

パートナーに抱いてしまった負の感情は、相手のせいにして責めたりせず、自分を主語にして素直にそのまま伝えればいいのです。そうすることで高ぶり過ぎた感情を垂れ流しにすることなく、冷静さを欠かずに、相手の受け止めやすい形で話し合いを始めることができます。

もし近い将来、パートナーと思わずケンカしそうになったら、横に並んで座り(向かい合うポジショニングで話し合うのは、相手を攻めやすくなるので避けるべきです)Iメッセージで自分の思いを伝えてみましょう。
熱に浮かされたような恋愛の盛り上がり期間は2~3年で終了すると言われています。その熱が徐々に冷めてきた頃にこそ、馴れと油断に注意を払いながら、お互いに思いやれる関係を築けるといいですね。

パートナーとうまくやるには、なんといっても「予防」が大切。次回は「性養生の必要性」についてご案内いたします。

 

著作:日本はぐケア協会
<はぐケアサポーター>
鰻澤 智美(うなざわ ともみ)
ヨガ・鍼灸・カウンセリングをベースに房中養生によるヘルスケアに取り組んでいる。

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