長期休暇(GWや夏休み)でお子様を連れてご実家に帰省したり、ご旅行に行かれたりと、これからの季節はあまり自動車を運転されていない方が運転する機会が増えます。

運転に慣れていない方は安全運転を心がけていることと思いますが、万が一、交通事故を起こした際、必要な初期対応をお伝えいたしますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

<目次>

1.けが人の確認と救助
2.警察への連絡
3.事故現場の記録
4.相手の身元確認
5.保険会社に連絡する
6.医師の診断を受ける
7.弁護士に連絡する
8.まとめ

1.けが人の確認と救助

交通事故が発生した時にまず行うべきことは、けが人の確認と救助です。
交通量の多いところでの交通事故は、けが人が後続車に巻き込まれてしまうなど二次被害が発生する可能性もありますし、けが人の確認と救助は最重要事項です。何もせずに立ち去ることは絶対に避けましょう。

たとえ、目立った傷や症状がなかったとしても、後で症状が出る可能性もありますので、救急車を呼ぶことはしておいた方がいいかと思います。

 

2.警察への連絡

けが人の確認と救助が終わったら、次は警察へ連絡しましょう。
警察への連絡は交通事故発生時の義務です。
基本的に、警察への連絡は加害者側が行うことになりますが、どちらが加害者でどちらが被害者か明らかでない場合も多々ありますので、ご自身で警察への連絡をされた方がいいでしょう。

 

3.事故現場の記録

自分で事故現場を記録することをお薦めします。
具体的には、携帯電話(スマホ)で構いませんので、事故状況が分かる写真をしつこいぐらい撮影しておくといいでしょう。

警察が来れば現場検証や実況見分といった捜査が行われるのですが、天候が悪い場合には証拠が消えてしまうこともありますので、可能な範囲で事故現場の撮影を行ってみて下さい。

 

4.相手の身分を確認する

警察に連絡し、警察が来るまでの間に、相手の方の免許証などで身元や勤務先等を確認しておきましょう。

注意点としては、交通事故状況により相手の方が感情的になっていることがありますので、相手の状況を観察しつつ、可能な範囲で相互に身分を確認し合うのがいいと思います。

 

5.保険会社に連絡する

警察への連絡を行い、相手の身分も確認し終えましたら、保険会社へ連絡しましょう。
示談交渉は相手の様子が落ち着いてからになると思いますが、その後の対応方法などを保険会社の方に指示をもらう方がいいかと思います。
相手の方が、任意保険に加入しているかも確認しましょう。

 

6.医師の診断を受ける

各所に連絡をしたら、自身のけがを確認するためにも病院へ必ず行きましょう。
目立つ傷などがなくても、交通事故のショックから精神が高揚して自覚がないだけの可能性もありますので、必ず交通事故のことを医師に話して、検査をしてもらうようにしてください。

 

7.弁護士に連絡する

特に交通事故の被害にあった時は、必ず弁護士に連絡しましょう。
注意点としては、相手の保険会社からの示談には絶対に応じないということです。弁護士に連絡して対応を相談してみてください。

相手の保険会社の担当者は、示談金を幾ら下げられたかがその方の成績になることが予想され、適切な示談金を提示してこない可能性が十分に考えられます。

弁護士に相談すると保険会社が提示する示談金より増えることが多々ありますので、弁護士に相談することをお薦めいたします。

 

8.まとめ

交通事故は、加害者の場合も被害者の場合も初期対応が非常に重要です。
けが人の確認から弁護士への連絡まで、再度よくお読みいただき、対応してください。

本コラムが皆様のお役に立てば幸いですが、交通事故は発生しないことが一番なので、お役に立たないことを切に願っております。

 

はぐケアサポーター

弁護士・不動産鑑定士  安藤 晃一郎

法律事務所リーガルアンサー 代表弁護士
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